攻める
新たなメンバーが加わって、少しづつ賑やかになってきた城山剣友会。
防具を着けたばかりの子たちが一生懸命面を打つのを見ていると、なんだか嬉しくなります。
昨日の稽古で先生が剣道は4つのことから成り立つというお話をされていました。
構えて、攻めて、打突をし、残心。
基本稽古の時に常に1つ1つの動作の意味を考えてしっかり身につけていくと、相手ときちんと向き合った構え、自ら攻める気持ち、正確な打突、一打ちに気持ちを込めた後の残心が、試合であろうと稽古であろうとできるようになるのだと思います。
つい打つことばかりに夢中になって、しっかり向き合って構えられないときには隙ができているなと感じますし、相手が何を打ってくるのかばかりを考えていると、攻めの気持ちを忘れ、下がってばかりの剣道になってしまうこともあります。
だからこそ基本稽古の時に、正確な動きを体に叩き込む事に加えて、相手と向き合っていることをイメージしながら稽古に励めれば、試合の時など緊張を伴うシーンでも、自らの体制を崩すことなく臨めるのではないかと思います。
今日の稽古の際にも、打つんじゃなく攻めるのですと言われたのですか、まだ基本が体に沁みついていないせいか攻めの気持ちをもって臨むというよりは打ちに行く剣道になっているなと感じます。
大人は頭も体も堅くて少々困りますね…
子供達には自分の剣の道を見つける前の今、是非ともしっかりとした基礎基本を身につけてほしいなと思います。
そして、しっかり固まった地盤の上で、いつの日か自らの道を見つけ素晴らしい剣士になることを期待しています。
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