にぎやかな稽古
新しいメンバーに体験の子が加わり、公民館の体育室がだいぶにぎやかになってきました。
初めて竹刀を握った子達と隣になると、道着を着始めたばかりのメンバーがなんだか少しお姉さんに見えました。
とても元気な子達ばかりで、イチ・ニと大きな声を出して足さばきを稽古しており、防具をつけた先輩たちも負けてはいられないぞ!と傍目にハラハラしてしまいます。
城山剣友会では小学生で卒業という形をとっているので、今までの人数では6年生が抜けるととても寂しい感じになってしまうなと思っていましたが、新しいメンバーが5人も加わり元気な声が体育室いっぱいに広がると、この響く声をもっと大きく、もっとたくさんの子達と!という気持ちになります。
これまで同様、たくさんの子達が剣道を通じて人生を豊かにできるようメンバーを募集し続けたいと思います。
先日、剣道大会の講評を一人一人に先生がおっしゃっておられました。
良かった点、悪かった点とみんなそれぞれに言葉をかけていただいたのですが、その中でとくに観たかったな!と思うものがありました。
大会当日、私は仕事が終わらず試合に参加することができなかったため、朝はバタバタと娘を妹に託し、娘と甥に頑張れよとだけ声をかけ慌ただしく会社に向かいました。
娘は高学年の部、甥は低学年の部に出場し、経過などはLINEで会場でお手伝いしてくださっているお母さん方から聞いていました。
結果は高学年は一回戦敗退、低学年は準優勝。
実際に試合の内容を観ることができなかったために、結果だけ聞いて娘はダメだったか〜、低学年はよかったなぁ…とだけ思い、仕事に戻ったのですが、後日先生の講評をそばで聞いていたらただ負けた勝っただけでなく、その中にいろいろな努力や成果が見られたのだということに気づきました。
高学年は一回戦で負けた。
これは結果として変わらないもの。
けれども、試合の内容はたしかに負けたかもしれないが、こんないい点もあった、日頃の稽古の成果がこんな点に現れていたよというのがたくさん見られたと先生は仰っておられました。
また低学年で参加した甥は、いつも稽古の時に声が出ておらず、剣道はいい感じだなと思いますが、まだまだほかのメンバーに比べると場数が足りないかなと思っていたのですが、先生があの声は感動した!と言うのです。
声⁇
いつもあまり聞こえません。
気合の入ったすごい声。
出したらしいんです。
いやぁ、
聞いてみたかったです。
すごい声。
試合、本気が出たんでしょう。
ほかの先輩メンバーの試合の時の気迫はなかなかのもので、声も打ちもとても素晴らしいので心配はしていなかったのですが、本気が出せるのか少しだけ心配していた子が覚醒した姿は本当に観たかったです。
これからもたくさんの子供達とこんな感動のシーンを分かち合えたらと思って止みません。
城山剣友会、明日11月2日は公民館が使えないためお休みとなります。
なお、今年の武道納めは12月14日です。
年明け武道始めまではお休みとなりますので、体験等参加される場合はカレンダーをご確認の上参加してください。
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