2017/10/4 下積み
6年生の修学旅行や、負傷している子がいたりとわずか3人、防具をつけていない子達が3人での稽古でした。
人数が少なかったからか、先生から技について細かくご指導いただきました。
足の指は猫のように、クッと地面を掴むように〜との説明に、猫〜⁇と笑顔がこぼれる場面もありました。
剣道は無駄な動きを一切せずに技を決めます。
ですが力が入りすぎていたり、竹刀を振るラインを意識して直していかないと、悪い癖がついてしまいます。
悪い癖は無駄な動きとなります。
毎回の稽古で同じことを何度も繰り返す中で、体に正しい動きを覚えさせると、意識しなくてもよい動きができるようになり、同時にそれは無駄のない動きとなります。
なんでも下積みは大事です。
継ぎ接ぎだらけのその場しのぎな稽古では、ゆるい地盤となり、いざという時足元をすくわれてしまいます。
一方、強固な地盤を固めれば、それは容易に崩れるものではありません。
自分をしっかり見つめながらよい地盤を築き、今後に活かしてもらいたいと思います。
11月には段の審査があり、13歳を過ぎた子達が初段や二段三段と受けるために、稽古に来ていました。
13歳になるまでに一級をとることができると、初段審査を受けるための資格となる13歳を過ぎてすぐに初段を受けることができます。
剣道形も一から覚えるために、1つ1つの動きを確認しながら一生懸命です。
段の審査は管轄するところが一段階上がるので、受ける人数も今まで級の時には見たことのない人数がいます。
より緊張をともなう中で、自分の今の実力を発揮するには、なににおいても稽古しかないと思います。
今まで積み上げたものを十分に出せるように、頑張ってもらいたいですね。
余談ですが、剣道で使う手拭いに特に決まりはありません。
心に刻みたい文字の入った手拭いを使い、試合の時など手拭いを巻く前にその書かれている言葉を見て気持ちを奮い立たせたりするのが一般的なのかな?と思います。
文字が入っているわけではないのですが、友人が手拭いをプレゼントしてくれたので、試しに巻いてみました。
文字だけではなく、誰かの気持ちが入ったものも身につけるのもなんだか力が湧いてきていいですね!
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